
過去の出来事を伝えるための心理テクニック
01-3:過去の失敗を伝えるときの会話術
誰にでも「過去」はあるもので、それを知って欲しいと思う反面、
怖い気持ちは誰でも感じると思う。
できるだけ相手にきちんと伝えたいけれど、嫌われたくない!って
思ったとき、こんな心理テクニックが有効かも☆
「こんな過去があったんだ、BUT...おかげで」
恋人が出来て、何でも打ち明けたいって思う気持ちは自然と生まれます
が、「この話はしても…大丈夫かな?」と悩む瞬間ってあると思うんです。
以前、心理学の先生が「ただ不幸な人は踏んだり蹴ったりなんだ」という
話をされていたのを思い出したのですが、あまりにも不幸すぎる過去は
相手の印象には、実はマイナスに映ることが多いんだそうです。
これは、人の心理の「安全でいたい」という欲求からくるらしい
のですが、話している本人にとっては同情されるかと思ったら、
反対に魅力がないって映るのは、まさしく踏んだり蹴ったりですよね。
でも大丈夫。心理学は伝え方さえ間違えなければ受け入れて
もらえることもあるって教えてくれるから。
その方法とは「不幸に正当性を持たせること」なんですって。
「家が貧乏だった…けれど、それだから頑張れた」とか
「悲しい失恋をした…けれど、あなたに出会えた」など。
「大変だったけれど、それで成長したんだ」っていうことを
伝えると、ただ「大変だったんだ」って伝えるよりかは、
いくぶんかは相手には魅力的に受け止められやすいそうです。
それにしても、一言プラスするだけで、人の受け止め方は
これほど変わるものなんですね。
人の心理って不思議だー(そうか、それで学問になっているのか(笑)